生後8~9週までは親兄弟とすごすことが理想

親兄弟との触れ合いから、生きるための規律を学ぶ

犬が人間と幸せに暮らすために、とても大切な期間が「社会化期」。生後3~14週間くらいを指します。

子犬は「社会化期」の前半、生後3~8週間くらいまでに、母犬や兄弟犬と暮らすなかで、犬として生きていくためのルールを学びます。遊びの始め方や犬同士のあいさつ、ケンカの駆け引きなどを、経験を通して学習するのです。生後8週間程度になると目を向けられるようになります。また、環境の変化にも適応できるようになるため、子犬を迎えるのは、8~9週間以降がいいとされています。

早く引き離すと、犬嫌いに育つ場合も

ところが、商業主義の強いペットショップなどでは、かわいいうちに子犬を売るため、親兄弟と引き離す時期を早める場合があります。こうした子犬は、犬社会のルールを知らないまま大きくなることに。成犬になってから他の犬とのコミュニケーションがうまくいかず、犬嫌いな犬に育つ可能性があります。

子犬が家にやってきた後の社会化期後半のすごし方も大切。この時期は好奇心が強く、怖がらせさえしなければ、多少強い刺激も受け入れられます。色々なことを体験させ、おおらかな性格を育みましょう。

社会化期前半

生後約3週間~8週間

母犬・兄弟犬がサポート

母犬とのかかわりや、兄弟犬との遊びを通して、犬社会のルールを学んでいきます。遊びの始め方、犬同士の挨拶の仕方、ケンカの駆け引きなどを学習します。


社会化期後半

生後約8週間~14週間

飼い主がサポート

ブリーダーのところから飼い主のもとへやってくる時期。やってはいけないことや危険を避ける方法など、人間と一緒に生活するためのルールを学びます。過保護にならないよう注意しながら行動を見守りましょう。